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John Lennonの歌詞も良いけどサウンドもやばいんだよという話

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和訳しながら涙が出た。

俺が生まれるよりも遥か昔の、失われた時代を思って。

 

俺はジョン・レノンが好きだ。

他の誰よりも好きだ。

結局、ジョン・レノンを聴くと自分の心の奥底にある核のような部分と対話せざるを得ない。

その部分を直視させてくれるのも、また彼の音楽ならではなのだ。

聴き手と非常に親密で個人的な関係を築く稀有なシンガーと評されるが、まさしくその通り。

 

イマジンのシンプルで無駄の削ぎ落とされた歌詞は、当時のジョンが俳句の影響を受けていたことが背景にある。

何かとメッセージ性の強い歌詞ばかりが注目されがちなジョン・レノンの音楽だが、サウンド面に関してもImagineは相当に先進的だ。

 

シンプルなドラムビート、ピアノ、コードを示すためだけのストリングス。

そしてボーカル。

現代の最新型R&Bやクラブミュージックも構成はほとんど同じだ。

 

未来的という表現がぴったりな、異世界の白昼夢サウンドに包まれてみてほしい。

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Imagineの音源と歌詞はここから

1.想像してごらん
2.天国なんて存在しない
やってみれば簡単なことさ
足元に地獄があるわけでもなく
頭の上には空が広がっているだけ
想像してごらん
誰もが今日のために生きていると

1: 世界一有名な「冒頭の歌詞」がこれだ。
2: John LennonはGodという曲の中で「神は苦悩を測るための概念にすぎない」と歌っている。その曲も泣けすぎてヤバいのでそのうち気が向いたら和訳します。

 

想像してごらん
3.本当は国家なんてないんだ
難しいことじゃないさ
誰かを殺したり 何かのために死ぬこともない
4.宗教すら存在しないんだ
想像してごらん
誰もが平和に暮らしていると

3: 当時の戦争を念頭に置いた表現。国家なんてものは幻想だとジョンは歌う。
4: このあたりの思想は非常に現代的で、当時(1970年代)においては現代におけるよりも過激なメッセージであったことは想像に難くない。

 

5.僕が夢を見ているだけだと
君は言うかも知れない
だけどこんな風に考えているのは僕だけじゃない
6.いつか君も僕の仲間になってくれるといいな
そうすれば 世界はひとつになるんだ

5: この部分はマジで泣ける。これまでの「想像してごらん〜」から突然話が変わってハッとする部分。俺も夢を売りたい人間として共感しかしない。夢追い人はいつも批判されるけど、そういう人がいなきゃ世界は先に進まない。もはや解説じゃなくなっててさーせん。笑
6: 歌詞とメロディの整合性が異常だし、歌詞の締めくくりとしてもこれ以上の表現はありえない。センスの塊としか言いようがない。完成度に泣ける。

 

想像してごらん
何も持っていないと
7.君にできるかな
欲張りになったり
何かが欲しくてたまらないと思う必要もない
人類はみんな兄弟なんだ
想像してごらん
8.誰もが世界の富を分け合っていると

7: 1コーラス目と比較してジョンがこちらに歩み寄ってくるようなイメージ。
8: これまでの和訳ではこの部分は曖昧にされてきた。俺がはっきりさせましょう。share the worldで何をshareするのかといえば、富です。だから富を分け合うとはっきり和訳するべき。

 

僕が夢を見ているだけだと
君は言うかも知れない
だけどこんな風に考えているのは僕だけじゃない
いつか君も僕の仲間になってくれるといいな
9.そうすれば 世界はひとつになるんだ

9.「お前なんかただのdreamerじゃー」って言う君こそが孤独なんだよというオチ。涙しかない。

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どうしても刺激が足りない君へ

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ちなみに、筆者が良い音で音楽を聴きたいときに絶対に欠かすことのできない「あるモノ」がある。

壊れそうなほど強烈な快感と圧倒的なエクスタシーを感じてJohn Lennonでイキたいなら、やっぱりこれしかない。

ちなみにSONGTREEで紹介している楽曲はすべてApple Musicで聴くことができます。

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ちなみに筆者はこんな人

Yuriy Kusanagi

ブログの他にもいろいろやってるインターネット活動家

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John Lennon – Imagine 歌詞を和訳してみた
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